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グラスウールの「断熱性能」と「吸音性能」について
の技術資料(データ)をご紹介いたします。

断熱性能

空気は熱を伝えにくい性質をもっています。
特に静止している空気(対流をおこさない)は、
非常に熱を伝えにくく、
グラスウールはこの静止空気をガラス繊維の間に
多量に含んだ優れた断熱材です。

温度とグラスウールの熱伝導率

密度熱伝導率
(kcal/m・h・℃)
(kg/㎥)0℃25℃70℃
100.03370.03970.0543
120.03150.03660.0488
160.02930.03350.0434
200.02790.03160.0401
240.02710.03040.0381
320.02610.02900.0355
400.02580.02860.0345
480.02550.02790.0332
640.02550.02770.0324
耐熱性能グラフ
 断熱性能は主に「熱伝導率」で表されます。熱伝導率は物質の“熱の伝えやすさ”を表す値で、数値が小さければ小さいほど、その材料は熱を伝えにくい、すなわち“断熱性能が良い”ということになります。また、熱伝導率は材料の厚みに関らず、材質によって決まります。

吸音性能

グラスウールは連続気泡をもつ多孔質材料です。
グラスウールに入射した音のエネルギーは
グラスウール内部に伝搬して、
ガラス繊維や空気を振動させ熱エネルギーに変わります。
グラスウールは、低音域から高音域まで
幅広い吸音特性を発揮します。

グラスウールの吸音性能

グラスウールの吸音特性

ある材料がある周波数の音に対して音のエネルギーを吸収する効率を、その周波数における吸音率といいます。グラスウールは、密度、厚さ、背面空気層、及び表面仕上げ等により、吸音特性が変化します。

密度と吸音率

密度と吸音率

厚さと吸音率

厚さと吸音率

表面仕上げと吸音率

表面仕上げと吸音率

※当ページのデータ類は、旭ファイバーグラス(株)殿の資料より転載しております。

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